1、子どもの頃のこと




生きづらかった子ども時代

 

子どもの頃から23歳まで、周りの人と一緒にいて、気が休まることはありませんでした。人と会話ができません。質問されたら、恐る恐る自分のことを話すことはできたのですが、会話のキャッチボールができませんでした。中学時代や高校時代も「おはよう」のあと、まったく話が続きません。

 

 

なので、学校も休み時間やイベント、学級活動は苦痛です。みんなと一緒に過ごしているけど、そこに居場所がないのです。部活もやっていたけれど、周りのみんなに着いていくのに精いっぱい。そんな中で、ひとり、ふたり、話せるお友達がいればよい方でしたが、そのお友達と一緒にいても、常に緊張してました。「私と一緒にいて、楽しいのかなぁ」そんな不安がありました。

 


 

中学生の頃から、人間関係に本格的に悩みはじめた

 

子どもの頃から、人づきあいが得意ではなかったとはいうものの、本格的に周りの人との関係に悩みはじめたのは、中学に入った頃からのことでした。 

 

単純にクラスみんなで遊んでいた小学生の頃と違って、中学になると周りのみんなが、どんどん大人になっていきます。

 

グループの中でどう自分の居場所をつくるか、本音も含めて自分をどう表現するか、皆がそれぞれ模索はじめるころですね。


 

 

この頃の私は、自分がどう感じているのか? 自分でもわからなかったです。

体験したことを尋ねられても「よくわからない」としか言えません。

 

自分の意見がなかった私は、周りのクラスメイトたちの意見に振り回されます。

嫌われることが怖かったので、嫌なことをされてもイヤと言えず、ひとりぼっちになることが怖くて、必死に笑顔を作っては、仲間に入ろうとみんなにくっついていました。

 

自分のことも話さず、考えや意見も言わず、何も表現しない当時の私は「何を考えているのか、わからない子」「面白くない子」として、仲間外れにされることが多かったです。

 

 一方で私は、「周りの人にどう思われているのだろう?」「どうやったら、好かれるのだろう?」「どうやったら、居場所ができるのだろう?」

 そんなことばかりを考えてましたが、解決策はみつかりません。

 


ストレスから、からだにも不調が出てきます

 

ストレスの多い状態は、健康にも影をおとします。学校に行きたくなかったのですが、登校拒否をする勇気もなく、無理して学校に行っていると、過敏性腸症候群に悩まされるようになりました。

 

いくつか病院にも行ったのですが、お医者さんから言われることは決まっていました。

 

「特に異常はないですよ。ストレスから来ているのかな。細かいことは気にしないで、ストレスはためないようにしてくださいね。」

 

不調の原因はわからないし、ストレスを解消するのもどうすればいいのかわからない。相変わらず学校には居場所はないし、友達との関係もしっくりしない。

ますます、学校には行きたくない。憂鬱な日々は続きます。

 


次のクラスは、仲間に入れてもらえるのかなぁ・・・

 

学校に居場所はなかったですが、それでも、学校には行っていました。

高校のときに、保健室登校を何度かやった記憶はあるけど、基本的にタフさはあるようで、休むこともほとんどなく、無理して登校してました。 

 

勉強は、授業を聞くだけで理解でき、特に苦労なくできたことが唯一の救いになっていました。

 

学年が変わってクラス替えしたら、学校生活は楽しくなるかなぁ。

勉強がんばって、いい成績とって、高校に進学したら、また新しい出会いがあるから、そこでは居心地よくすごせるかなぁ。

大学に進学したら、世界がかわってくるのかなぁ。

 

いまの状態がつらかったので、先の未来に希望をつなぎ、勉強だけはやっていた。

いま振り返れば、よく頑張って生きていたなぁと、思います。